CLFセキュリティとコンプライアンス
あるeコマース企業がAmazon EC2インスタンス上でWebアプリケーションを運用しています。
AWS責任共有モデルにおいて、このEC2インスタンスに関してお客様(AWS利用者)が責任を持つのはどれですか?
Aデータセンターの物理的なセキュリティの維持
データセンターの物理的なセキュリティはAWSが管理する物理インフラの責任範囲です。お客様はAWSデータセンターへの物理アクセス権を持たず、施設のセキュリティ維持はAWSが全面的に担当します。
BEC2インスタンス上のゲストOSへのパッチ適用
✓ 正解
EC2インスタンスのゲストOSへのパッチ適用はお客様の責任範囲です。AWSはハイパーバイザー以下の仮想化レイヤーを管理しますが、その上で稼働するOSのパッチ適用・セキュリティ設定はお客様が実施する必要があります。
CEC2インスタンスが稼働する物理ホストへのパッチ適用
EC2インスタンスが稼働する物理ホストへのパッチ適用はAWSの責任範囲です。AWSはハイパーバイザー以下の物理サーバー層を管理しており、お客様はこのレイヤーにアクセスできません。ゲストOS(お客様責任)とは層が異なる点が問われています。
DAWSのグローバルネットワークインフラの管理
AWSのグローバルネットワークインフラはAWSが提供・管理するクラウドインフラそのものであり、お客様の責任範囲外です。物理ネットワーク機器の管理・保守はすべてAWSが担当します。
解説
AWS責任共有モデルでは、AWSは「クラウド自体のセキュリティ」を担当し、お客様は「クラウド内のセキュリティ」を担当します。
選択肢Aのデータセンターの物理的なセキュリティはAWSが管理する物理インフラの責任であり、お客様はデータセンターへアクセスできません。
選択肢BのEC2インスタンス上のゲストOSへのパッチ適用は、AWSがハイパーバイザー以下の物理・仮想化レイヤーを管理する一方、その上で稼働するOSのパッチ適用・設定・セキュリティ強化はお客様の責任範囲に含まれます。
選択肢CのEC2インスタンスが稼働する物理ホストへのパッチ適用はAWSの責任範囲です。仮想マシン上で動作するゲストOS(選択肢B)とは異なり、ハイパーバイザー以下の物理サーバーのパッチ適用・保守はAWSが担当します。
選択肢DのAWSのグローバルネットワークインフラの管理はAWSが提供・管理するクラウドインフラそのものであり、お客様の責任範囲外です。
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