ある大企業のセキュリティチームは、AWS Organizations配下にある20個のAWSアカウント全体に対して、AWS WAF(※Webアプリケーションファイアウォール)のマネージドルール(SQLインジェクション対策・XSS対策など)を統一して強制適用したいと考えています。各アカウント担当者が個別にルールを設定・管理するのではなく、中央のセキュリティチームが一元的にポリシーを管理・展開できるAWSサービスはどれですか? ※ XSS(クロスサイトスクリプティング):悪意あるスクリプトをWebページに埋め込む攻撃手法
AWS Firewall Managerは、AWS Organizations配下の複数アカウントにわたって、AWS WAFルール・AWS Shield Advanced保護・VPCセキュリティグループ・AWS Network Firewallのポリシーを中央から一元管理・強制適用できるサービスです。新しいアカウントが追加された際も自動的にポリシーが適用されます。 選択肢Aの AWS Shield Advanced はDDoS攻撃(分散型サービス妨害攻撃)に対する高度な保護を提供するサービスであり、WAFルールを複数アカウントに一元展開する機能はありません。 選択肢Cの AWS Security Hub はGuardDuty・Inspector・Macieなど複数サービスのセキュリティ検出結果を集約するサービスで、WAFルールの管理・適用機能はありません。 選択肢Dの AWS Organizations のSCP(サービスコントロールポリシー)はIAM権限のガードレールを設定するものであり、WAFのルール内容を定義・展開することはできません。