CLFクラウドの概念

突発的なトラフィック急増に対応するため、WebアプリケーションのEC2インスタンスを拡張したいと考えています。AWSのクラウド設計ベストプラクティス(高可用性・耐障害性)に最も合致するアプローチはどれですか?

A
既存の単一EC2インスタンスのタイプをより大きなサイズに変更する(スケールアップ)
単一インスタンスのサイズを増やす方式です。単一障害点が存在するため高可用性に劣り、クラウドベストプラクティスとされる水平スケーリング(スケールアウト)ではなく、垂直スケーリングは推奨されません。
B
同スペックのEC2インスタンスを複数追加し、Auto Scalingで需要に応じて台数を自動調整する(スケールアウト)
✓ 正解
同スペックのインスタンスを複数台並べることで、単一障害点をなくし高可用性・耐障害性を実現できます。Auto Scalingによるトラフィック自動対応でコスト最適化も実現でき、クラウドベストプラクティスに合致します。
C
既存インスタンスのEBSボリュームのサイズを増やしてI/O性能を向上させる
I/O性能の向上に寄与しますが、コンピューティングリソース自体の増加ではなく、トラフィック需要変化への対応として単独では不十分です。ストレージ性能向上だけでスケーラビリティは実現しません。
D
インスタンスをより高スペックに変えつつ、EBSのProvisioned IOPSを有効化する
やはり垂直スケーリングの方式であり、単一障害点が存在します。Provisioned IOPSによるI/O性能向上を加えても、水平スケーリングによる高可用性・耐障害性は得られません。

解説

クラウドのベストプラクティスでは、単一インスタンスを大きくする「垂直スケーリング(スケールアップ)」より、同じインスタンスを複数台並べる「水平スケーリング(スケールアウト)」が推奨されます。スケールアウトは単一障害点をなくし、高可用性と耐障害性を実現します。 Auto Scalingと組み合わせることでトラフィックに応じた自動拡縮が可能になります。

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