無限ノック › ANS 練習問題一覧 › 問題
ANSネットワーク設計

あるグローバル企業は、複数リージョン(us-east-1、eu-west-1)で稼働するWebアプリケーションを世界中の企業顧客に提供します。 要件は以下のとおりです。 - ホストヘッダーとパスに基づくL7ルーティングとAWS WAFによる保護を行うこと - 顧客が自社ファイアウォールで許可リスト登録できるよう固定IPアドレスの数を最小限に抑えること - AWSバックボーン経由でグローバルに最小レイテンシーで受け付けること この要件を最も満たす設計はどれですか。

A
AWS Global Acceleratorを作成し、2リージョンのApplication Load Balancerをエンドポイントとして登録する。各ALBにAWS WAFを関連付け、Global Acceleratorが提供する2つの静的Anycast IPを顧客の許可リストに登録する
✓ 正解
Global Acceleratorは2つの静的Anycast IPを提供しつつエッジからAWSバックボーン経由で各リージョンのALBへ最小レイテンシーで転送でき、ALBでL7ルーティングとWAF保護を維持できるため、固定IP最小化・L7・グローバル低遅延のすべてを満たす。
B
各リージョンにNetwork Load BalancerをデプロイしてALBをターゲットとして登録し、L7ルーティングとWAFはALB側で処理する。NLBに割り当てたElastic IPを顧客の許可リストに登録し、Route 53レイテンシールーティングで両リージョンへ振り分ける
NLBにALBを登録すればL7とWAFはALBで処理でき静的IPも得られるが、EIPはAZ・リージョンごとに複数必要で許可リスト対象IPが増え、Anycastによるバックボーン最小レイテンシー入口も提供しないため最小IP・グローバル低遅延の要件で劣る。
C
Amazon CloudFrontディストリビューションを作成してオリジンをALBに設定し、AWS WAFをCloudFrontに関連付ける。CloudFrontエッジロケーションの公開IP範囲を顧客の許可リストに登録してグローバル配信する
CloudFrontのエッジロケーションが使用する公開IP範囲は広大かつ頻繁に変動するため、顧客が少数の固定IPを自社ファイアウォールで許可リスト登録する要件を満たせず不適切である。
D
各リージョンのApplication Load BalancerにElastic IPを割り当てて固定IPを確保し、各ALBにAWS WAFを関連付ける。Route 53加重ルーティングで2リージョンにトラフィックを振り分ける
Application Load BalancerはElastic IPの割り当てに対応しておらず(EIP割り当てはNLBのみ)、この構成は技術的に成立しないため固定IP確保の前提から要件を満たせない。

解説

AWS Global Acceleratorは2つの静的Anycast IPアドレスを提供し、ユーザーは最寄りのエッジロケーションからAWSグローバルバックボーンに入りリージョンのエンドポイントへ最小レイテンシーで到達します。エンドポイントにALBを登録できるため、L7のホスト・パスルーティングとALBに関連付けたAWS WAFによる保護を維持しつつ、顧客が許可リスト登録すべきIPを2つに抑えられ、すべての要件を同時に満たします。 選択肢BのNLB+ALB構成は静的IPを得られるがEIPがAZ・リージョンごとに複数必要でIP数が増え、Anycastによるバックボーン最小レイテンシー入口も提供しない。 選択肢CのCloudFrontはエッジIP範囲が広大かつ変動するため、少数の固定IPで許可リスト登録する要件を満たせない。 選択肢DはApplication Load BalancerがElastic IPの割り当てに対応していないため構成自体が成立しない。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでANSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← ANS の問題一覧に戻る