ある製造業の企業は、AWS Direct ConnectとSite-to-Site VPNの両方でオンプレミスデータセンターとAWSを接続するハイブリッド環境を運用しています。ネットワーク運用チームから以下の要件が提示されました。 ・オンプレミスからAWSへのエンドツーエンドのネットワークレイテンシとパケットロス率をリアルタイムで測定すること ・SLO(サービスレベル目標)としてレイテンシ20ms以下、パケットロス1%未満を設定し、違反時にCloudWatchアラームを発火させること ・オンプレミス側にAWSエージェントをインストールせずに実装すること これらの要件を最も効率的に満たすAWSサービスはどれですか?
Amazon CloudWatch Network Monitorはハイブリッドネットワークのリアルタイム監視に特化したマネージドサービスです。VPCサブネット内にプローブを作成するだけで、Direct ConnectまたはVPN経由でオンプレミスのエンドポイントに対してICMPベースのアクティブ測定を実施し、レイテンシ(往復時間)とパケットロス率のメトリクスをCloudWatchに自動発行します。オンプレミス側へのエージェントインストールは不要で、CloudWatchアラームとネイティブに統合できます。 選択肢AのVPC Flow Logsはネットワークインターフェイスを通過するトラフィックのメタデータを記録しますが、エンドツーエンドのレイテンシやパケットロスを直接測定する機能はありません。 選択肢CのTransit Gateway Network ManagerのRoute Analyzerはルーティング経路の論理的な検証ツールであり、リアルタイムのレイテンシ・パケットロス測定機能を持ちません。 選択肢DのAWS Health Dashboardは障害発生後の通知を提供しますが、定常的なネットワーク品質(レイテンシ・パケットロス)の測定やSLOアラームの設定機能はありません。