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ANSネットワーク管理と運用

ある企業は、AWS Organizations配下の複数のAWSアカウントとリージョンにまたがるハブアンドスポーク型ネットワークをAWS Transit Gatewayで構成しています。あるスポークVPC(アカウントA、東京リージョン)からオンプレミスデータセンターへの通信が断続的に失敗しており、Transit Gatewayのどのルートテーブルエントリで経路が失われているかを迅速に特定する必要があります。マルチアカウント環境でTransit Gatewayを経由するルーティングパスを視覚的に追跡し、障害箇所を特定するために最も適切なサービスはどれですか?

A
AWS Network ManagerのRoute Analyzerを使用して、Transit Gatewayのルートテーブルを解析し、複数アカウント間の通信パスを視覚的に追跡して障害箇所を特定する
✓ 正解
Network ManagerのRoute Analyzerは複数アカウント・リージョンにまたがるTransit Gatewayのルートテーブルを解析し、エンドツーエンドの通信パスを視覚化してルートが欠落している箇所を特定できる。Transit Gatewayのルーティング問題調査に特化したサービス。
B
Amazon VPC Reachability Analyzerを使用して、スポークVPCのENIからTransit Gatewayを経由してオンプレミスIPへの論理的な到達可能性を検証する
VPC Reachability Analyzerは単一アカウント内のVPCリソース間の到達可能性を論理検証するサービスで、複数アカウントにまたがるTransit Gatewayルートテーブルの詳細な経路追跡には対応していない。
C
AWS CloudTrailでCreateRouteやDeleteRouteイベントを遡及調査し、Transit Gatewayルートテーブルの変更履歴から原因となったAPI操作を特定する
CloudTrailはAWS APIコールの監査ログを記録するサービスであり、現在のルートテーブル状態のリアルタイム可視化や通信パスの追跡機能はなく、現在進行中のルーティング障害特定には不向き。
D
Amazon CloudWatchのVPNTunnelStateメトリクスとTransit Gatewayアタッチメントのメトリクスを監視して、接続の状態と帯域幅使用量を確認する
CloudWatchのVPNTunnelStateはVPN接続のトンネル状態(UP/DOWN)を監視するメトリクスで、Transit Gatewayルートテーブルの経路解析やマルチアカウント間のルーティングパス追跡はできない。

解説

AWS Network ManagerのRoute Analyzerは、Transit Gatewayのルートテーブルに基づいて送受信間の通信パスをエンドツーエンドで可視化するサービスです。AWS Organizations配下の複数アカウント・リージョンにわたるTransit Gateway構成全体を一元管理・可視化でき、特定の送信元・宛先間の経路がどのルートテーブルエントリに従って転送されるかを追跡し、経路欠落や誤設定の箇所を特定できます。Transit Gatewayに特化したルーティング問題の調査ツールです。 選択肢BのVPC Reachability Analyzerは、単一アカウント内のVPCリソース(EC2インスタンス、セキュリティグループ、NACLなど)間の論理的な到達可能性を検証するサービスであり、複数アカウントにまたがるTransit Gatewayルートテーブルの詳細な経路追跡には対応していません。 選択肢CのCloudTrailは過去のAPI操作の監査ログを記録するサービスです。現在のルートテーブル状態をリアルタイムで可視化したり通信パスを追跡したりする機能はなく、現在進行中のルーティング障害の特定には不向きです。 選択肢DのCloudWatchのVPNTunnelStateはVPNトンネルのUP/DOWN状態を監視するメトリクスですが、Transit Gatewayルートテーブルの経路解析やマルチアカウント間のルーティングパス追跡には使用できません。

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