ある企業のネットワーク運用チームが、新機能リリース前に以下のネットワーク接続性検証を行う必要があります。 ・新たに作成されたEC2インスタンス(アプリケーションサーバー)から、別のサブネットにあるAmazon RDSインスタンスのポート5432へ接続できるか確認したい ・セキュリティグループ・ネットワークACL・ルートテーブルを含むネットワーク設定に基づいて論理的に検証したい(実際のTCPパケットは送信しない) ・接続が不可の場合、どのコンポーネント(セキュリティグループ、NACLなど)がブロックしているかを特定したい ・開発者がAWSマネジメントコンソールから自分で実行できること このユースケースに最適なAWSサービスはどれですか?
VPC Reachability Analyzerは、特定の送信元エンドポイントから宛先エンドポイントへのネットワーク到達性を、実際にパケットを送信せずに論理的に検証するサービスです。セキュリティグループ・ネットワークACL・ルートテーブル・VPCピアリング設定などを分析し、到達可能な場合はホップバイホップのパスを、到達不可能な場合はブロックしているコンポーネントを特定します。EC2からRDSへの特定ポートへの接続確認という具体的なsrc-dst検証に最適です。 選択肢AのAWS Network Access Analyzerは、ネットワーク全体のトポロジーを分析して「インターネットからプライベートリソースへの意図しないアクセスパス」などのポリシー違反を広範囲に検出するサービスです。特定の2点間の到達性確認には設計されていません。 選択肢CのAmazon Inspectorはソフトウェアの脆弱性スキャンが主目的であり、特定の送信元から宛先への接続性を論理的に検証する機能を持ちません。 選択肢DのCloudWatch Network Monitorは、実際のネットワークプローブを送信してレイテンシやパケットロスを測定するサービスであり、設定ベースの論理的な到達性検証は行いません。