ある企業では、在宅勤務の従業員向けに AWS Client VPN エンドポイントを構成しています。従業員がVPNで接続した際、AWS VPC(10.0.0.0/16)内のリソースへのトラフィックはVPNトンネル経由で転送し、それ以外のインターネットトラフィック(動画サービス、SNSなど)はVPNを経由せず従業員のローカルインターネット回線から直接流したい(スプリットトンネリング)と考えています。この要件を実現するための正しい設定はどれですか?
Client VPNエンドポイントでスプリットトンネリングを有効にし、VPC CIDRである 10.0.0.0/16 のみをClient VPNルートテーブルに追加する。 AWS Client VPNのスプリットトンネリング機能を有効にすると、VPNクライアントはClient VPNルートテーブルに登録されたCIDR宛のトラフィックのみをVPN経由でルーティングし、それ以外のトラフィックはクライアントのローカルネットワークから直接送出します。 選択肢A(正解):Client VPNエンドポイントの設定で「スプリットトンネリングを有効にする」を選択し、ルートテーブルにVPC CIDRのみを追加するだけで完結します。 選択肢Bは誤りです。0.0.0.0/0をターゲットVPCに向けるとすべてのトラフィックがVPN経由(フルトンネル)になり、スプリットトンネリングの目的に反します。 選択肢Cは誤りです。クライアントデバイスを個別に手動設定する方法は運用コストが高く現実的ではありません。またClient VPN側で正しく設定すれば、クライアントデバイスでの個別作業は不要です。 選択肢Dは誤りです。セキュリティグループはトラフィックの許可・拒否を制御しますが、VPN経由か否かという経路の振り分けとは無関係です。