無限ノック › ANS 練習問題一覧 › 問題
ANSネットワーク実装

ある企業は、Network Load Balancerの背後で稼働するデータ分析APIをAWS上で運用しており、このAPIを50社のパートナー企業(それぞれ独自のAWSアカウントとVPCを保有)に対して安全に公開する必要があります。要件は以下のとおりです。 (1) パートナーがこの企業のVPC全体への直接ネットワーク経路を持たないこと (2) 許可されたパートナーのみがAPIにアクセスできること (3) パートナーはプライベートIPアドレスを使用して接続でき、ルーティング設定の変更が不要なこと 最も適切なソリューションを選択してください。

A
NLBをバックエンドとするVPCエンドポイントサービスを作成し、各パートナーはインターフェースVPCエンドポイントを作成して接続する。エンドポイントサービスのプリンシパル許可リストでアクセスを制御する
✓ 正解
AWS PrivateLink(VPCエンドポイントサービス)はNLBをバックエンドにサービスを公開し、コンシューマーはインターフェースVPCエンドポイント経由でプライベートIPにアクセスする。プロバイダーVPC全体への経路は不要で、プリンシパル許可リストにより50社のパートナーを個別に管理でき、すべての要件を満たす。
B
すべてのパートナーVPCとVPCピアリング接続を確立し、ルートテーブルを更新してNLBへのルーティングを有効化する。セキュリティグループでパートナーCIDRブロックからのアクセスのみを許可する
VPCピアリングは双方向のルーティングが成立するため、パートナーが企業VPC内の他のリソースにもアクセスできる可能性があり、「VPC全体への直接ネットワーク経路を持たない」という要件に反する。50社分のピアリング接続管理も運用負荷が高い。
C
すべてのパートナーVPCをAWS Transit GatewayにアタッチしてRAMで共有し、Transit Gatewayルートテーブルで企業VPCのNLBへのトラフィックをルーティングする
Transit GatewayはアタッチされたすべてのVPC間でルーティングが可能になるため、パートナーが他のリソースへアクセスできる可能性があり、サービス単位の細かいアクセス制御が困難。50社分のVPCアタッチメントとルートテーブル管理も複雑になる。
D
Amazon API Gatewayプライベートエンドポイントを新規作成してNLBと統合し、各パートナーVPCにVPCエンドポイントを設定してリソースポリシーでアクセス制御を行う
Amazon API GatewayプライベートAPIは既存のNLBを直接公開するのではなく、新たなAPIフロントエンド層を追加するため既存アーキテクチャの変更が必要。NLBが既に存在する場合、PrivateLinkを使用したほうが変更が少なくシンプルに要件を満たせる。

解説

AWS PrivateLink(VPCエンドポイントサービス)は、NLBをバックエンドとしてサービスを公開し、コンシューマーがインターフェースVPCエンドポイントを作成することでプライベートIPアドレス経由での接続を実現します。コンシューマーはプロバイダーVPC全体へのネットワークアクセスを持たず、特定のエンドポイントサービスにのみアクセスできるため、ネットワーク分離の要件を満たします。エンドポイントサービスのプリンシパル許可リスト(AWSアカウントID・IAMロールARN等)で各パートナーを個別に許可・拒否でき、コンシューマー側ではVPCのルーティング変更が不要です。 選択肢BのVPCピアリングは、ピアリングされたVPC間で双方向のルーティングが確立されるため、パートナーが企業VPC内の他のリソースへもアクセスできる可能性があり、「VPC全体への直接ネットワーク経路を持たない」という要件に反します。 選択肢CのTransit Gatewayは、接続されたすべてのVPC間でルーティングが可能になり、パートナーが企業の他リソースにアクセスできる可能性がある上、50社分のVPCアタッチメント管理とルートテーブル設計が複雑になります。 選択肢DのAmazon API Gatewayプライベートエンドポイントは、既存のNLBを直接公開するのではなく新たなAPIフロントエンド層を追加するため、既存アーキテクチャの変更が必要になります。NLBが既に存在する場合、PrivateLinkがより直接的かつシンプルな解決策です。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでANSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← ANS の問題一覧に戻る