ANSネットワーク実装
企業はap-northeast-1リージョンのオンプレミスDCとの間に、Primary(10Gbps専用接続・Private VIF・Direct Connect Gateway経由)とSecondary(1Gbps専用接続・Private VIF・同一Direct Connect Gateway経由)の2本のDirect Connect接続を運用している。運用チームはAWSからオンプレミスへのアウトバウンドトラフィックが通常時はPrimary接続を優先し、PrimaryのBGPセッションが切断された場合のみSecondaryへ自動フェイルオーバーする構成をAS-PATHプリペンドを使用せずに実装したい。正しいBGP設定はどれか。
AオンプレミスルーターがPrimary VIFで広告するプレフィックスにコミュニティ値7224:7300を付与し、Secondary VIFには7224:7100を付与する
✓ 正解
BGPコミュニティ7224:7300はAWS側にHigh Local Preferenceを設定させる指示で、PrimaryをAWSアウトバウンドの優先パスとし、7224:7100でSecondaryをバックアップに維持できる。
BオンプレミスルーターがPrimary VIFのBGPセッションで広告するすべてのプレフィックスにコミュニティ値7224:7100を付与し、Secondary VIFのBGPセッションでは7224:7300を付与する
Primary VIFに7224:7100(低優先度)を付与すると逆効果となり、AWSがSecondaryをアウトバウンドの優先パスとして選択してしまう。
CAWSがオンプレミスへ広告するルートのPrimary VIFのBGPセッションではMED値100を、Secondary VIFのBGPセッションではMED値200を設定する
MED値はAWSがオンプレミスへ広告するルートに設定してオンプレミス→AWS方向の経路選択を制御するものであり、AWS→オンプレミス方向のアウトバウンド優先制御には使用できない。
DAWSがオンプレミスへ広告するルートのPrimary VIFのBGPセッションではMED値200を、Secondary VIFのBGPセッションではMED値100を設定する
MED値の設定はオンプレミス→AWS方向のインバウンドトラフィックに影響するもので、AWSからオンプレミスへのアウトバウンド優先制御の要件には対応していない。
解説
BGPコミュニティ7224:7300はAWSにHigh Local Preferenceを設定させPrimaryをアウトバウンド優先パスにし、7224:7100でSecondaryを低優先バックアップにすることでフェイルオーバー構成が完成する。
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