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ANSネットワーク管理と運用

マルチアカウント環境でTransit GatewayにVPC 10本とDirect Connect Gatewayアタッチメントが接続されている。新たに2本のVPCアタッチメント(172.31.0.0/24と172.31.100.0/24)を既存のTransit Gatewayルートテーブルに追加した直後、既存VPCの半数からオンプレミスネットワーク(10.100.0.0/8)への通信が断絶した。VPC Flow LogsではEgressトラフィックはACCEPTとして記録されているが、オンプレミス側でパケットが到達していない。最も迅速に根本原因を特定する手順はどれか。

A
VPC Reachability Analyzerで影響VPCのEC2インスタンスを起点にオンプレミスIP(10.100.x.x)を宛先としてパスを解析し、アウトバウンドSecurity GroupsとNACLsのルール設定に誤りがないか確認する
VPC Reachability AnalyzerはSecurity Group・NACLsのルール解析ツールであり、Flow LogsのACCEPTでSG/NACL問題が排除済みのため、TGWルーティング問題の診断には不向きである。
B
Transit Gateway Network ManagerのRoute Analyzerで影響VPCのアタッチメントからDirect Connect Gatewayアタッチメントへのパスを解析し、TGWルートテーブルにブラックホールルートが生成されていないか確認する
✓ 正解
Transit Gateway Route AnalyzerはTGW内部の転送パスをアタッチメント単位で解析でき、静的ルート誤設定や伝搬競合に起因するブラックホールルートによる経路断絶を直接特定できる。
C
VPC Reachability Analyzerで影響VPCのEC2インスタンスを起点にTransit GatewayのENIを終点としてパスを解析し、VPCルートテーブルのTransit Gateway向けデフォルトルートの設定を確認する
VPC Reachability AnalyzerはVPCルートテーブルを確認できるが、Transit Gateway内部ルートテーブルの問題(ブラックホールルート等)の解析には対応していない。
D
Transit Gateway Network ManagerのRoute Analyzerで影響VPCのアタッチメントからDirect Connect Gatewayアタッチメントへのパスを解析し、Direct Connect GatewayのAllowed Prefixesに10.100.0.0/8が含まれているか確認する
Direct Connect GatewayのAllowed PrefixesはVPC CIDRをオンプレミスへ広告許可する設定であり、オンプレミス宛ルート(10.100.0.0/8)がTGWルートテーブルから消失した原因の診断には使用しない。

解説

Flow LogsのACCEPTでSG/NACL問題は排除済み。断絶はTGWルートテーブル側の経路設定の問題が疑われる。Transit Gateway Route AnalyzerはTGW内部の転送パスをアタッチメント単位で解析し、静的ルートの誤設定や伝搬競合に起因するブラックホールルートなど経路断絶の原因箇所を直接特定できる。

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