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ANSネットワーク実装

ある大企業は、AWS Organizationsで75のAWSアカウントを管理しています。各チームが独自にVPC CIDRを割り当てた結果、複数のVPCでIPアドレスが重複し、Transit GatewayやVPCピアリングの接続に支障が生じています。今後の要件は以下の通りです。 ・新規VPC作成時にCIDRを自動的に割り当て重複を防止する ・組織全体のIP使用状況をリアルタイムで可視化する ・各チームは割り当てられたCIDR範囲内でのみVPCを作成できる ・運用負荷を最小限に抑える 最適なソリューションはどれか?

A
AWS Organizations SCPを使用して各アカウントが使用できるCIDR範囲を制限するポリシーを定義し、重複を防止する
AWS Organizations SCPはAPIアクションの許可・拒否制御には有効ですが、VPC作成時のCIDR自動割り当て機能や組織全体のIP使用状況をリアルタイムで可視化する機能を持たないため、重複防止とリアルタイム管理という要件を完全には満たせません。
B
中央管理アカウントでAmazon VPC IPAMを設定し、組織スコープの階層型IPAMプールを作成してAWS Resource Access Managerで各アカウントに共有する
✓ 正解
Amazon VPC IPAMはOrganizations統合で階層型プールを構築し、VPC作成時のCIDR自動割り当てと重複防止、組織全体のリアルタイム可視化を実現します。RAMでプールを各アカウントに共有することで、各チームは指定範囲内のCIDRのみ使用できます。
C
AWS Service Catalogを使用してVPC作成テンプレートを標準化し、承認されたCIDR範囲のみ使用できるプロビジョニングプロセスを構築する
AWS Service CatalogはVPC作成プロセスの標準化に有用ですが、承認済みCIDRからの動的な自動割り当てや、組織全体のIP使用状況をリアルタイムで可視化する機能を持たないため、すべての要件を満たすことができません。
D
Amazon DynamoDBをIPAM台帳として使用し、AWS LambdaでCIDR割り当てを自動化するカスタムソリューションを構築する
DynamoDB/Lambdaによるカスタム実装は技術的に可能ですが、開発・テスト・保守に多大なコストがかかります。AWSマネージドのVPC IPAMと比べ運用負荷が大きく、「運用負荷を最小限に抑える」という要件に反します。

解説

Amazon VPC IPAMは、AWS Organizationsと統合したIPアドレス一元管理のためのAWSマネージドサービスです。組織スコープのIPAMプールを階層構造(組織 → リージョン → アカウント → VPC)で設計し、各プールにCIDR範囲を割り当てることでCIDR重複を防止します。 VPC作成時にIPAMプールからCIDRを自動割り当てする機能を持ち、手動割り当てミスによる重複が発生しません。管理者はIPAMコンソールで全組織のIP使用状況をリアルタイムで可視化でき、AWS Resource Access Managerでプールを各アカウントに共有することで各チームは指定範囲内のCIDRのみ使用できます。 選択肢AのSCPはAPIアクションの許可・拒否を制御できますが、CIDRの自動割り当てや使用状況のリアルタイム可視化機能を持たないため、きめ細かいIPアドレス管理には不十分です。 選択肢CのService CatalogはVPC作成プロセスの標準化には有用ですが、動的なCIDR割り当て管理や組織全体のIP使用状況可視化機能は持ちません。 選択肢DのカスタムDynamoDB/Lambdaソリューションは技術的に実現可能ですが、開発・テスト・保守コストが高く「運用負荷を最小限に抑える」という要件に反します。

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