ある企業は、3か所のオンプレミス拠点からAWS Transit Gatewayへのサイト間VPN接続を新たに実装します。以下の要件があります。 ・AWS Global Acceleratorのインフラを活用してVPN接続のレイテンシーと安定性を向上させること ・Transit GatewayでECMP(Equal Cost Multi-path Routing)を有効化し、複数VPNトンネル間でトラフィックを均等分散すること ・BGPを使用した動的ルーティングを設定すること これらの要件を満たすために必要な設定を2つ選んでください。
AWS Accelerated Site-to-Site VPNは、AWS Global AcceleratorのAnycastエンドポイントを活用してインターネット上のトラフィックをAWSのグローバルネットワークへ最も近い入口から誘導し、レイテンシー低減と安定性向上を実現します。このオプションはVPN接続の作成時にのみ設定可能で、後から変更することはできません。Transit GatewayのVPN ECMPサポートを有効にすることで、同一の宛先プレフィックスをBGPで広告する複数のVPNトンネルに対してトラフィックを均等分散し、スループットを最大化できます。 選択肢CのBGP AS-PATHプリペンドは特定のパスを意図的に非優先にする手法であり、ECMPの均等負荷分散とは逆の効果になります。 選択肢Dの静的ルート手動登録はBGPを使用する要件に反し、動的ルーティングの恩恵を得られません。 選択肢EのElastic IPはEC2インスタンスなどに割り当てるものであり、VPNアクセラレーション用エンドポイントとして使用するAWSの機能ではありません。アクセラレーションにはGlobal AcceleratorのAnycastエンドポイントが自動的に使用されます。