無限ノック › ANS 練習問題一覧 › 問題
ANSネットワーク実装

ある企業は、同一のDirect Connectロケーションに2本の1 Gbps専用接続(Dedicated Connection)を保有しています。以下の要件があります。 ・2本の接続を1つの論理接続として束ね、合計2 Gbpsの帯域幅として利用する ・IEEE 802.3ad(LACP)に準拠したリンクアグリゲーションを設定する ・1本が障害になっても残りの1本でトラフィックを継続する(フェイルオーバー) ・単一のプライベート仮想インターフェース(Private VIF)でVPCに接続する これらの要件を正しく実装する構成はどれですか?

A
2本の接続それぞれにPrivate VIFを作成し、オンプレミスルーターでBGP ECMPを設定する。両VIFにBGPで同一プレフィックスを広告し、等コストルーティングで帯域幅を分散させる。障害時はBGPセッションダウンにより自動的にもう一方のVIFにフェイルオーバーする。
BGP ECMPの設定により帯域幅分散とフェイルオーバーは実現できますが、VPC側のルートテーブルは単一VIFのみ関連付け可能なため、AWS標準での帯域集約はサポートされていません。
B
2本の接続を束ねるLink Aggregation Group(LAG)を作成する。LAGに対して単一のPrivate VIFを作成し、VPCに接続する。LAGの最小アクティブ接続数(Minimum Links)を1に設定して、1本の障害時もトラフィックを継続できるようにする。
✓ 正解
LAGは同一Direct Connectロケーション内の複数接続をIEEE 802.3ad準拠で束ねます。単一のPrivate VIF作成でVPCに接続でき、Minimum Links=1設定により1本障害でもトラフィック継続が可能です。帯域幅集約がシンプルに実現できます。
C
Direct Connect Gatewayを作成し、2本の接続それぞれにTransit VIFを作成してDirect Connect Gatewayに関連付ける。Direct Connect GatewayをVPCに接続することで、2本の接続の帯域幅集約とフェイルオーバーをDirect Connect Gatewayが自動的に処理する。
Direct Connect Gatewayはトランジット機能を提供しますが、帯域幅の自動集約機能は持たず、2本VIFのLAGなし集約には対応していません。複数リージョン・複数VPC統合に特化しています。
D
2本の1 Gbps Dedicated Connectionを2 GbpsのHosted Connection(ホスト型接続)に変更するようDirect Connectパートナーに依頼する。LAGはDedicated Connectionでは使用できないため、より大きな単一のHosted Connectionへの移行が最適である。
LAGはDedicated Connectionで正式サポートされている機能です。Hosted Connectionへの移行は不要であり、LAGに関する説明が誤っています。

解説

AWS Direct ConnectのLAGは、同一のDirect Connectロケーション内の複数の専用接続をIEEE 802.3ad(LACP)準拠で1つの論理接続に束ねる機能です。LAGを作成することで帯域幅が集約され、1つのPrivate VIFを作成してVPCに接続できます。Minimum Links(最小アクティブ接続数)を1に設定することで、1本の接続が障害になっても残りの接続でトラフィックが継続します(Minimum Links = 2にすると1本障害でLAG全体がダウンするため要注意)。 選択肢Aの2本のPrivate VIFにBGP ECMPを設定する方法では、VPC側のルートテーブルに対して単一の仮想インターフェースしか関連付けられないため、VPC側での帯域集約は標準的にサポートされません。 選択肢CのDirect Connect GatewayはTransit VIFを使用して複数リージョン・複数VPCへの接続を統合するサービスですが、帯域幅の自動集約機能は持っておらず、2本のVIFをLAGなしに集約することはできません。 選択肢DのLAGに関する誤った説明です。LAGはDedicated Connectionで使用できるAWSの正式サポート機能であり、Hosted Connectionへの移行は不要です。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでANSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← ANS の問題一覧に戻る