無限ノック › ANS 練習問題一覧 › 問題
ANSネットワーク設計

ハイブリッドアーキテクチャにおいて、インターネット上のユーザーからのリクエストをAWS上のApplication Load Balancer (ALB) で受け付け、そのトラフィックの一部をAWS Direct Connectを経由してオンプレミスのアプリケーションサーバーにルーティングする必要があります。この構成を実現するためにALBで設定すべき最適な構成要素はどれですか。

A
ターゲットの種類を「IPアドレス」に指定したターゲットグループを作成し、オンプレミスサーバーのプライベートIPアドレスを登録する
✓ 正解
ALBのターゲットタイプ「IPアドレス」は、Direct ConnectやVPN経由でルーティング可能なオンプレミスリソースへの直接的なトラフィック転送(ハイブリッドロードバランシング)をネイティブにサポートしているため、これが正解かつ最適な手法です。
B
ターゲットの種類を「Lambda」に指定し、リクエストをオンプレミス環境にフォワードするカスタムプロキシスクリプトを実行する
Lambda関数を使用してHTTPプロキシ処理をカスタムで実装することは技術的に可能ですが、ロードバランサーが標準でサポートしているルーティング機能を再発明することになり、パフォーマンスの低下や運用保守コストの増大を招くため不適切です。
C
ALBのリスナールールでHTTPリダイレクトアクションを使用し、オンプレミスサーバーのパブリックIPアドレスにクライアントを転送する
HTTPリダイレクトは、クライアントのブラウザに別のURL(オンプレミスのパブリックIPなど)へ再接続させる処理です。これはトラフィックをALBが背後のDirect Connect経由でプロキシ・ルーティングするアーキテクチャではなく、要件を満たしません。
D
ターゲットの種類を「インスタンス」に指定したターゲットグループを作成し、オンプレミスルーターを表す仮想ENIを登録する
ターゲットタイプ「インスタンス」は、ターゲットとしてVPC内に存在するEC2インスタンスのインスタンスID(i-xxx)を指定するための専用モードです。オンプレミスのリソースや任意のIPアドレス、仮想ENIを登録することはできないため不適切です。

解説

Application Load Balancer (ALB) および Network Load Balancer (NLB) は、ターゲットグループの種類として「IPアドレス(IP Target)」をサポートしています。この機能を使用すると、VPC内のEC2インスタンスだけでなく、AWS Direct ConnectやAWS Site-to-Site VPNを介して接続されたオンプレミスのサーバーのプライベートIPアドレス(RFC 1918)を直接ターゲットとして登録できます。これにより、ALBはAWS上のリソースとオンプレミスリソース間のロードバランシングをシームレスに行うことができ、既存のオンプレミスアプリケーションのクラウドへの段階的な移行(ハイブリッドルーティング)を非常にシンプルに実現できます。 選択肢Bの「Lambdaターゲット」はALBがLambda関数を直接呼び出すための機能であり、Lambda内でオンプレミスへのプロキシを実装することは可能ですが、カスタムコードの開発と維持が必要になりIPターゲット方式より複雑になります。 選択肢CのHTTPリダイレクトアクションはクライアントを別のURLへ誘導するものであり、ALBがバックエンドにリクエストを転送するプロキシ動作とは異なります。Direct Connectを経由したオンプレミスへのロードバランシングには利用できません。 選択肢Dの「インスタンスターゲット」はVPC内のEC2インスタンスIDを登録するためのものであり、オンプレミスサーバーを仮想ENIとして登録することはサポートされていません。オンプレミスリソースへのロードバランシングにはIPターゲットが必要です。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでANSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← ANS の問題一覧に戻る