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ANSネットワーク設計

ある大手テクノロジー企業は、AWS Organizations配下の10のAWSアカウントにわたって、HTTPSとgRPCを使用する80以上のマイクロサービスを運用しています。以下の課題と要件があります。 ・VPCピアリングのメッシュが複雑化し、ルートテーブルの管理が困難になっている ・サービス間の認証・認可ポリシーをサービスごとに独立して設定したい ・新規サービスのデプロイ時に、ネットワークチームへの依頼なしにサービス担当チームが自律的に設定できる構造が必要 ・同一VPC内および異なるVPC間・アカウント間の通信を統一的なフレームワークで管理したい これらの要件に最適なAWSネットワーキングサービスはどれですか?

A
AWS Transit Gatewayを使用して全VPCをハブアンドスポーク型で接続し、Transit Gatewayルートテーブルとセキュリティグループでサービス間アクセス制御を行う
Transit Gatewayはレイヤー3のルーティングには適していますが、サービスレベルの認可制御や各チームによる自律的なサービス登録の仕組みを提供しません。ルートテーブル管理の複雑さも解決されません。
B
AWS PrivateLinkを使用して各マイクロサービスをエンドポイントサービスとして公開し、消費者VPCからInterface VPC Endpointで接続する
PrivateLinkはサービスを1対1で公開するため、80以上のサービスに対して大量のエンドポイントサービスとInterface Endpointが必要となり管理の複雑さが増大します。
C
AWS VPC Latticeのサービスネットワークを作成し、各マイクロサービスをサービスとして登録してリソースポリシーで認可制御を行い、VPCをサービスネットワークに関連付ける
✓ 正解
VPC Latticeはマイクロサービスのサービス間通信(East-Westトラフィック)を標準化するために設計されています。サービスネットワークにVPCを関連付けるだけで複数アカウント・複数VPCをまたいだサービス間通信が可能になります。AWS IAMベースのリソースポリシーでサービスごとに独立した認可制御ができ、各チームがネットワークチームへの依頼なしにサービスを登録・管理できます。HTTP/HTTPS/gRPCをネイティブサポートしており、すべての要件を満たします。
D
Amazon API Gateway(プライベートエンドポイント)を使用して各マイクロサービスを内部APIとして公開し、VPCリンクでNetwork Load Balancerと接続する
API Gatewayは外部向けAPIマネジメントに特化しており、gRPCのサポートが限定的です。内部サービス間通信の認可管理や自律的なサービス登録フレームワークとして設計されていません。

解説

VPC Latticeはマイクロサービスのサービス間通信(East-Westトラフィック)を標準化するために設計されています。サービスネットワークにVPCを関連付けるだけで複数アカウント・複数VPCをまたいだサービス間通信が可能になります。AWS IAMベースのリソースポリシーでサービスごとに独立した認可制御ができ、各チームがネットワークチームへの依頼なしにサービスを登録・管理できます。HTTP/HTTPS/gRPCをネイティブサポートしており、すべての要件を満たします。 選択肢AのTransit Gatewayはレイヤー3のルーティングには適していますが、サービスレベルの認可制御や各チームによる自律的なサービス登録の仕組みを提供しません。ルートテーブル管理の複雑さも解決されません。 選択肢BのPrivateLinkはサービスを1対1で公開するため、80以上のサービスに対して大量のエンドポイントサービスとInterface Endpointが必要となり管理の複雑さが増大します。 選択肢DのAPI Gatewayは外部向けAPIマネジメントに特化しており、gRPCのサポートが限定的です。内部サービス間通信の認可管理や自律的なサービス登録フレームワークとして設計されていません。

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