無限ノック › ANS 練習問題一覧 › 問題
ANSネットワーク設計

ある多国籍企業は、東京・ロンドン・サンパウロのコロケーション施設にAWS Direct Connect接続(プライベートVIF)を持っています。各拠点にはオンプレミスサーバーが存在し、以下の要件のもとで拠点間のネットワーク接続を実現したいと考えています。 ・インターネットを経由しないプライベートネットワーク上での拠点間通信 ・AWS VPCリソースを経由させない(拠点間トラフィックがVPCを通過しない) ・AWSバックボーンネットワークを活用した低レイテンシ接続 ・AWS Direct Connectコンソールからの一元管理 上記の要件を最も効率的に満たすDirect Connectの機能はどれですか?

A
複数リージョンのTransit GatewayとDirect Connect GatewayをリージョンをまたいでピアリングさせてFull Mesh接続を構成する
Transit GatewayとDirect Connect Gatewayの組み合わせはクロスリージョン接続が可能だが、拠点間トラフィックがTransit Gatewayを経由するためVPCリソースを通過させないという要件を満たさない。Full Mesh構成は設定も複雑になり要件に反する。
B
Direct Connect SiteLinkを各拠点のVirtual Interface(VIF)で有効化する
✓ 正解
Direct Connect SiteLinkはVIFへのSiteLink有効化のみで設定が完結し、AWSバックボーン経由でオンプレミス拠点間を直接接続できる。VPCリソースを経由せず低レイテンシかつDirect Connectコンソールで一元管理でき、全要件を最もシンプルに満たす。
C
各拠点にPublic VIFを設定し、AWSグローバルネットワーク経由でIPsecトンネルを構成する
Public VIFはAWSの公開エンドポイントへのアクセスに使用するもので、オンプレミス拠点間のプライベート通信には設計されていない。IPsecトンネルはインターネットを経由するため、インターネット非経由というコアな要件に直接反する。
D
AWS Cloud WANのグローバルネットワークポリシーでDirect Connect接続を統合管理する
AWS Cloud WANはグローバルなネットワーク統合管理サービスとしてDirect Connectを統合できるが、SiteLinkと比較して設定が複雑でコストも高い。拠点間のプライベート接続のみが目的であればSiteLinkがより効率的な選択肢となる。

解説

AWS Direct Connect SiteLinkは、Direct Connect接続間で直接通信を可能にする機能です。VIFに対してSiteLinkを有効化することで、Direct ConnectロケーションにあるオンプレミスデバイスがAWSバックボーンネットワークを経由して他のDirect Connectロケーションのオンプレミスデバイスと通信できます。 SiteLinkの主な特徴は以下の通りです。 ・AWSバックボーンネットワークを利用するためインターネットより低レイテンシで安定した接続を提供 ・VPCリソースを経由しない(トラフィックはDirect ConnectロケーションからAWSバックボーン経由で他のロケーションへ直接到達) ・既存のPrivate VIF・Transit VIFに対してSiteLink有効化のみで構成変更が完結 ・AWS Direct Connectコンソール・CLIから管理 東京↔ロンドン↔サンパウロ間のプライベート接続をVIF設定のみで実現でき、全要件を満たします。 選択肢AのTransit GatewayとDirect Connect Gatewayの組み合わせは拠点間通信を実現できますが、トラフィックがTransit Gatewayを経由するためVPCリソースを通過させないという要件を満たしません。 選択肢CのPublic VIFはAWSの公開エンドポイントへのアクセスに使用するものであり、オンプレミス拠点間のプライベート通信には設計されていません。またIPSecトンネルはインターネットを経由します。 選択肢DのAWS Cloud WANはグローバルなネットワーク統合管理に使用できますが、SiteLinkと比較して設定が複雑でコストも高くなります。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでANSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← ANS の問題一覧に戻る