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ANSネットワーク設計

あるグローバル企業は、東京データセンターと大阪データセンターが、それぞれ別々のDirect Connect専用接続(Dedicated Connection)を通じて同一のAWS Direct Connect Gatewayに接続されています。 現在、各データセンターからはAWS VPCへの通信のみにDirect Connectを利用しており、データセンター間通信はインターネットVPNを使用しています。 以下の要件があります: ・2つのデータセンター間の通信をAWSグローバルバックボーン経由のプライベート通信に切り替えたい ・既存のDirect Connect接続・Direct Connect Gateway・仮想インターフェースの構成変更は最小限にしたい ・新規のVPN接続やMPLS回線の追加は不要にしたい この要件を最も効率的に満たすために行うべき設定変更はどれですか?

A
東京・大阪それぞれのリージョンにTransit Gatewayを新規作成し、Transit Gateway Inter-Region PeeringとTransit VIFを使ってデータセンター間ルーティングを構成する
Transit Gateway新規作成とTransit VIFの追加は、「構成変更を最小限に」という要件に反します。
B
東京・大阪のDirect Connect仮想インターフェース(Virtual Interface)でSiteLinkを有効化し、BGPを通じてデータセンター間のルートを相互に広告する
✓ 正解
Direct Connect SiteLinkは、同一のDirect Connect Gatewayに接続された複数のVIF間で、オンプレミス同士のトラフィックをAWSグローバルバックボーン経由でプライベートにルーティングできる機能です。既存のDXGW・VIF構成を保ったまま、各VIFのSiteLinkを有効化するだけで要件をすべて満たせます。
C
各データセンターのBGPルーターでAS-PATH Prependingを調整し、インターネットVPN経路よりDirect Connect経路を優先させる
BGP経路優先度の調整に過ぎず、データセンター間のトランスポートをVPNからDirect Connectに切り替える機能は持たないです。
D
各データセンターにAccelerated Site-to-Site VPN(Global Acceleratorを使用)を新規設定し、Transit Gateway経由でルーティングを構成する
Accelerated VPNの新規設定とTransit Gatewayが必要なうえ、インターネット回線ベースのVPNであるため要件に合いません。

解説

Direct Connect SiteLinkは、同一のDirect Connect Gatewayに接続された複数のVIF間で、オンプレミス同士のトラフィックをAWSグローバルバックボーン経由でプライベートにルーティングできる機能です。既存のDXGW・VIF構成を保ったまま、各VIFのSiteLinkを有効化するだけで要件をすべて満たせます。 選択肢A のTransit Gateway新規作成とTransit VIFの追加は、「構成変更を最小限に」という要件に反します。 選択肢C のBGP経路優先度の調整に過ぎず、データセンター間のトランスポートをVPNからDirect Connectに切り替える機能は持たないです。 選択肢D のAccelerated VPNの新規設定とTransit Gatewayが必要なうえ、インターネット回線ベースのVPNであるため要件に合いません。

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