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ANSネットワーク管理と運用複数選択

ある企業は10 Gbps専用のAWS Direct Connect接続を使用してオンプレミスとAWSを接続しています。夜間の定期バッチ処理時間帯に、アプリケーションの応答時間が断続的に悪化する事象が週に複数回発生しています。ネットワーク運用チームは、問題が帯域幅の枯渇(トラフィック量の急増)によるものか、物理レイヤーの問題(フレームエラー)によるものかを切り分けるため、Amazon CloudWatchで確認すべきDirect Connect用メトリクスを選定しています。最も適切なメトリクスの組み合わせはどれですか?(2つ選択)

A
ConnectionBpsIngress と ConnectionBpsEgress — Direct Connectポートを通過する受信・送信トラフィックをビット毎秒で計測し、帯域幅使用率の急増や枯渇を検出するメトリクス
✓ 正解
ConnectionBpsIngress/EgressはDirect Connectポートの帯域幅使用量をビット毎秒で直接計測し、バッチ処理時間帯の帯域枯渇(10 Gbps上限への接近)を検出できる。帯域問題の有無を判断する最も直接的なメトリクス。
B
ConnectionErrorCount — Direct Connect接続で発生したすべてのMACレベルエラー(CRCエラーを含む)の総数を計測し、物理レイヤーのビット誤りや回線品質の劣化を検出するメトリクス
✓ 正解
ConnectionErrorCountはDirect Connect接続のすべてのMACレベルエラー(CRCエラーを含む)の総数を計測し、ファイバー劣化や接続品質の低下を検出する現行メトリクス(ConnectionCRCErrorCountは廃止済み)。帯域枯渇と物理問題を切り分けるために不可欠な物理レイヤー診断メトリクス。
C
ConnectionState — Direct Connect接続が正常(値=1)かダウン(値=0)かを示すバイナリメトリクスで、断続的なパフォーマンス低下の原因切り分けには情報が不十分
ConnectionStateはDirect Connect接続のUP(1)/DOWN(0)のみを示すバイナリメトリクスであり、接続が維持されたままで発生する断続的なパフォーマンス低下の原因(帯域枯渇か物理エラーか)の切り分けには情報が不足する。
D
NetworkIn と NetworkOut — EC2インスタンス個別の受送信バイト数を計測するメトリクスで、Direct Connect接続自体の帯域幅や回線品質の監視には使用できない
NetworkIn/NetworkOutはEC2インスタンスの仮想NICを通過するバイト数を計測するメトリクスで、Direct Connectポートレベルの帯域幅や物理回線品質の監視には使用できない。
E
ConnectionLightLevelTx と ConnectionLightLevelRx — Direct Connect光ファイバー接続の送受信光レベル(dBm)を計測するメトリクスで、光信号強度の変動を把握できるが帯域幅使用量やエラー数は直接計測しない
ConnectionLightLevelTx/RxはDirect Connect光接続の光信号レベル(dBm)を示し物理的な信号劣化の把握に使えるが、帯域使用量(bps)やエラー数を直接計測しないため帯域枯渇と物理エラーの切り分けには情報が不十分。

解説

Direct Connectの「帯域枯渇か物理エラーか」という切り分けには、ConnectionBpsIngress/EgressとConnectionErrorCountの組み合わせが最適です。 選択肢AのConnectionBpsIngress と ConnectionBpsEgressは、Direct Connectポートを通過するトラフィック量をビット毎秒で計測します。バッチ処理中にこれらの値が10 Gbpsに近づいていれば帯域幅枯渇が原因と判断でき、帯域追加や増速の根拠になります。 選択肢BのConnectionErrorCountは、AWSデバイスが記録したすべてのMACレベルエラー(CRCエラーを含む)の総数を計測します。なお、ConnectionCRCErrorCountは廃止済みであり、現行はConnectionErrorCountを使用します。エラーはファイバーの劣化、コネクタの問題、または物理的な信号品質の低下を示します。帯域使用率が低いのにパフォーマンスが低下している場合、このメトリクスが物理的原因を示す手がかりになります。 選択肢CのConnectionStateはDirect Connect接続のUP/DOWNのみを示すバイナリメトリクスで、接続が維持されたまま断続的なパフォーマンスが低下する本事象の原因切り分けには情報が不十分です。 選択肢DのNetworkIn と NetworkOutはEC2インスタンスのネットワークインターフェースのトラフィックを計測するメトリクスであり、Direct Connect接続の帯域幅や物理品質を監視するものではありません。 選択肢EのConnectionLightLevelTx/RxはDirect Connect光接続の光信号レベル(dBm)を示し物理的な信号劣化の把握に使えますが、帯域使用量(bps)やエラー数を直接計測しないため原因の切り分けには情報が不十分です。

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