あるセキュリティチームが、本番VPC内のEC2インスタンス(m5.2xlarge)のネットワークトラフィックをVPCトラフィックミラーリングを使用してIDSアプライアンス(侵入検知システム)へ転送する構成を実装しています。IDSアプライアンスはVPC内のEC2インスタンスであり、Network Load Balancerを経由して複数台のIDSインスタンスへ負荷分散する構成です。この構成が正常に動作するために必要な条件として正しいものを2つ選択してください。
ミラーソースのENIはNitroシステム搭載インスタンス(M5、C5、R5等)に関連付けられている必要がある、ミラータゲットとして使用するNetwork Load BalancerにはUDPリスナー(ポート4789:VXLANカプセル化)を設定する必要がある VPCトラフィックミラーリングはENI(Elastic Network Interface)のトラフィックをコピーして監視アプライアンスへ転送する機能です。ミラーソースのENIはNitroベースのインスタンス(M5、C5、R5、T3等)に関連付けられている必要があります。Nitroシステムがハードウェアレベルでトラフィックのコピーを実現するため、旧世代インスタンス(M4、C4等)では使用できません。m5.2xlargeはNitroベースのため要件を満たします。NLBをミラータゲットとして使用する場合、ミラーリングされたトラフィックはVXLAN(RFC 7348)によりUDPポート4789でカプセル化して転送されます。そのためNLBにはUDP/4789のリスナーが必要です。 選択肢Cは誤りです。VPCトラフィックミラーリングはVPCピアリングやTransit Gatewayで接続されたVPC間でも使用可能です。 選択肢Dは誤りです。トラフィックミラーリングはAWS Network Firewallとは独立した機能であり、統合設定は不要です。