ある大企業は、AWS Organizationsで管理された300以上のAWSアカウントを持ち、10以上のリージョンにVPCを展開しています。過去にCIDRブロックの重複割り当てにより複数のVPC間でルーティング問題が発生しました。ネットワークチームは、新規VPC作成時のCIDR割り当てを標準化し、組織全体のIPアドレス使用状況をリアルタイムで可視化したいと考えています。最も適切なソリューションはどれですか?
AWS VPC IPAM(IP Address Manager)は、AWSが提供するマネージドIPアドレス管理サービスです。AWS Organizationsと統合することで、複数アカウント・複数リージョンにまたがるIPアドレスを一元管理できます。階層型IPアドレスプールを構築してCIDRを自動割り当てし、使用状況のリアルタイム可視化と重複防止が可能です。 選択肢AのカスタムIPアドレス管理システムの構築は、技術的に可能ですが、IPAMが提供する高度な可視化機能や組織統合を再実装するコストと運用負荷が大きく、マネージドサービスを優先すべきです。 選択肢CのAWS Transit Gatewayのルートテーブルは、VPN/Direct Connect/VPCのルート情報を持ちますが、組織全体のIPアドレス管理ツールとして設計されておらず、手動確認が必要なため要件を満たしません。 選択肢DのAWS Configによる監視は、重複発生後の通知にすぎず、予防的なCIDR割り当て管理と自動化には対応できません。