ある企業は、オンプレミスのデータセンターから3つのAWSリージョン(us-east-1、eu-west-1、ap-northeast-1)にまたがる合計15のVPCへのプライベート接続を確立する必要があります。既存のAWS Direct Connect接続(1 Gbps専用接続)を最大限活用し、最もスケーラブルかつ管理しやすい実装はどれですか?
正解はTransit VIF + Direct Connect Gateway + Transit Gatewayの組み合わせです。Direct Connect GatewayはグローバルリソースであるためマルチリージョンのTransit Gatewayと関連付けが可能で、単一のDirect Connect接続から複数リージョンの全VPCへプライベート接続を提供できます。各リージョンのTransit Gatewayが配下のVPCを集約するため、15 VPC・3リージョン構成も1本のTransit VIFで一元管理できます。 選択肢Aは誤りです。Direct Connect Gatewayを経由せずにPrivate VIFを15本直接作成する方法は、BGPセッション管理が非常に煩雑になります。また、Direct Connect Gatewayを介さないPrivate VIFは同一リージョン内のVGWにしか接続できないため、マルチリージョン構成に対応できません。 選択肢Bは誤りです。リージョンごとに新しいDirect Connect接続を設置するとコストが大幅に増加します。Direct Connect Gatewayはグローバルリソースとしてマルチリージョンをネイティブにサポートしており、新規接続の追設はAWSの設計思想に反します。 選択肢C(正解):Direct Connect GatewayにTransit VIFを1本作成し、各リージョンのTransit GatewayとDirect Connect Gatewayを関連付けることで、単一のDirect Connect接続から3リージョン・15 VPCすべてへのプライベート接続を最小の管理コストで実現できます。 選択肢Dは誤りです。Public VIFはAmazon S3・DynamoDB・EC2 APIエンドポイントなどAWSパブリックサービスへのアクセス用途です。VPCのプライベートサブネット内リソースへの直接接続にはPrivate VIFまたはTransit VIFが必要です。