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ANSネットワーク設計

ある大企業は、5つのAWSリージョンにわたる50以上のVPCと、10か所のオンプレミスデータセンターを、部門ごと(本番、開発、共有サービス)にトラフィックをセグメント化しながら一元管理したいと考えています。ネットワークエンジニアは、単一のグローバルネットワークポリシーでセグメントを定義し、VPCやオンプレミス拠点のアタッチメントポリシーを自動適用することを望んでいます。この要件を最も効率的に満たすサービスはどれか。

A
各リージョンにAWS Transit Gatewayを展開し、リージョン間ピアリングと各リージョンのルートテーブルを個別に設定してセグメント管理を行う
各リージョンのTransit Gateway + ピアリング構成では、5リージョン間で最大10本の接続が必要になり、各TGWでのルートテーブル個別管理が複雑化します。統一ポリシー一元管理は実現困難です。
B
AWS Cloud WANのコアネットワークポリシーでセグメントとアタッチメントルールをJSON形式で定義し、グローバルWANを構築する
✓ 正解
AWS Cloud WANのコアネットワークポリシー(JSON)でセグメント、アタッチメント、ルーティングを一元定義し、グローバルWANを自動プロビジョニングします。マルチリージョン・マルチアカウント、環境分離を効率的に実現できます。
C
AWS Direct Connect Gatewayを各リージョンのTransit Gatewayに接続し、Transit VIFでオンプレミスとの接続を確立してセグメントを管理する
AWS Direct Connect Gateway + BGPコミュニティは既存DXインフラ活用に有用ですが、統一されたグローバルポリシー管理・自動化機能が不足し、ルーティング設計が複雑化します。
D
AWS Managed VPNと複数のVPC Peeringを組み合わせて、各部門のセグメントごとにルーティングを構成する
VPCごとのVPNゲートウェイはスケーラビリティに欠け、多数のVPNトンネル管理コストが高く、マルチリージョン・マルチアカウント規模での運用に不適切です。

解説

AWS Cloud WANは、マルチリージョン・マルチアカウントのグローバルWANを一元管理できるフルマネージドサービスです。コアネットワークポリシー(JSON)を1つ定義するだけで、セグメント(本番・開発・共有サービスなど)の分離、VPCやDirect Connectアタッチメントのセグメント割り当て、リージョン間ルーティングを自動的に構成できます。各リージョンにCore Network Edgeが自動プロビジョニングされ、アタッチメントポリシーによって新しいVPCが接続された際も適切なセグメントへ自動分類されます。 選択肢Aの各リージョンのAWS Transit Gatewayは、リージョンを跨いだ集中管理が難しく、5リージョン×部門別ルートテーブルの組み合わせを手動で維持するため運用コストが高くスケールに難があります。 選択肢CのAWS Direct Connect Gatewayは、オンプレミスとAWSのハイブリッド接続には有効ですが、VPC間のマルチリージョンセグメント管理機能を提供するものではありません。 選択肢DのManaged VPNとVPC Peeringの組み合わせは、50以上のVPCと10拠点の規模になると接続数が爆発的に増加し、セグメントポリシーの一元管理もできません。

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