ある企業が、東京リージョン(ap-northeast-1)と大阪リージョン(ap-northeast-3)にそれぞれTransit Gatewayを持ち、オンプレミスデータセンターからAWS Direct Connect Gatewayを経由して両方のTransit Gatewayに接続しています。オンプレミスから東京リージョンのVPC(10.1.0.0/16)および大阪リージョンのVPC(10.2.0.0/16)への通信は正常に動作しています。しかし、東京リージョンのVPCから大阪リージョンのVPCへの通信をDirect Connect Gateway経由でルーティングしようとしたところ、接続できませんでした。この制約の正しい説明と、リージョン間VPC通信を実現するための最適な解決策はどれですか?
Direct Connect Gatewayには重要な設計上の制約があります。同一のDirect Connect Gatewayにアタッチされた複数のTransit Gateway間でのVPC間ルーティング(ヘアピンルーティング)はサポートされていません。つまり、TGW-Tokyo配下のVPCからDirect Connect Gatewayを経由してTGW-Osaka配下のVPCへ直接ルーティングすることはできません。オンプレミス↔各VPCの通信は機能しますがVPC間通信にDirect Connect Gatewayをトランジットとして使うことは設計上できません。リージョン間VPC通信を実現するには、Transit Gateway Peeringアタッチメントで東京と大阪のTGWを直接接続し、VPC間トラフィックをTGW Peering経由でAWSバックボーンネットワーク上にルーティングするのが正しいアーキテクチャです。 選択肢Aの[Transit VIF非サポート]は[誤りでDirect Connect GatewayはTransit VIFをサポートしており、Transit Gatewayとの接続にはTransit VIFが使用される]。 選択肢Cの[複数TGWアタッチ不可]は[誤りで異なるリージョンのTransit Gatewayを同一のDirect Connect Gatewayにアタッチすることは可能]。 選択肢Dの[アカウント単位の制限]は[誤りで1つのDirect Connect Gatewayに対して複数のTransit Gatewayをアタッチできる]。