ある大企業のクラウドセキュリティチームは、AWS Organizationsで管理された30以上のAWSアカウントにわたるVPCのネットワーク設定を定期的に監査しています。以下の要件があります。 ・インターネットゲートウェイからプライベートサブネット内のリソースへの意図しないアクセスパスを、すべてのVPCを対象に一括検出したい ・「インターネットからデータベースポートへのアクセス経路が存在しないこと」などのポリシーに違反する設定を自動的に発見したい ・実際のトラフィックを発生させることなく、ネットワーク設定レベルで分析すること ・新しいアカウントが追加された場合も同一ポリシーで分析できること この要件に最適なAWSサービスはどれですか?
AWS Network Access Analyzerは、AWSネットワーク全体のトポロジーを分析し、定義したネットワークアクセス要件(スコープ)に違反する意図しないアクセスパスを自動的に検出するサービスです。「インターネットゲートウェイからプライベートリソースへのアクセスパスを検出する」といったポリシーを定義し、複数のVPC・アカウントにわたって一括分析できます。AWS Organizations連携によりマルチアカウントの一元分析も可能です。 選択肢AのVPC Reachability Analyzerは、特定の2点間(送信元→宛先)の到達性を検証するサービスであり、30以上のVPC全体から意図しないアクセスパスを広範囲に発見する用途には適していません。 選択肢CのAWS Configのマネージドルールは、セキュリティグループの特定ポート設定を個別に評価しますが、IGW・ルートテーブル・SG・NACLを組み合わせたエンドツーエンドのアクセスパス分析はできません。 選択肢DのAmazon GuardDutyは、VPC Flow Logsを分析して実際の脅威(不審な通信パターン)を検出しますが、ネットワーク設定レベルでの意図しないアクセスパスの論理的分析は行いません。