ANSネットワーク管理と運用
あるネットワークエンジニアは、以下の状況で接続障害をトラブルシューティングしています。
・アプリケーションVPC(10.0.0.0/16)内のEC2インスタンスから、データベースVPC(10.1.0.0/16)内のRDSインスタンスへの接続が突然失敗した
・両VPCはVPCピアリングで接続されており、前日まで正常に通信できていた
・複数のセキュリティグループ、NACL(ネットワークアクセスコントロールリスト)、ルートテーブルが関連している
・EC2インスタンスへのSSHアクセスは不可であり、AWSコンソール/APIのみで対応する必要がある
どのサービスを使用すれば、通信を妨げているコンポーネントを最も迅速かつ正確に特定できますか?
AVPC Flow Logsを有効化し、拒否(action=REJECT)されたトラフィックをCloudWatch Logs Insightsで検索する
VPC Flow Logsは事後的なログ分析ツールです。有効化後の通信ログしか記録されないため障害発生時点の原因遡及が難しく、また原因コンポーネントを特定するレベルの情報を提供しません。
BAmazon VPC Reachability Analyzerを使用して、EC2インスタンスからRDSインスタンスへのネットワークパスを分析する
✓ 正解
Amazon VPC Reachability Analyzerは、実際にトラフィックを送信せずに送信元から宛先へのネットワーク到達性をAWS設定の静的解析によって検証します。到達不能な場合は、原因となったコンポーネント(どのセキュリティグループのどのルールか、どのNACLのどのルールか等)を具体的に特定します。SSHアクセス不要でAWSコンソールから即時実行でき、迅速な根本原因分析が可能です。
CAWS Network Access Analyzerを使用して、VPC間のネットワークアクセスポリシーを検証する
AWS Network Access Analyzerは特定の送信元・宛先間で到達可能なすべてのパスを可視化するツールで、主にセキュリティポリシーのコンプライアンス検証向けです。特定の接続障害の根本原因を直接特定する用途にはVPC Reachability Analyzerが適切です。
DAmazon CloudWatch Network Monitorを使用して、両VPC間のレイテンシとパケットロスを測定する
Amazon CloudWatch Network Monitorはレイテンシとパケットロスを測定するパフォーマンス監視ツールであり、セキュリティグループやNACLの設定起因の接続障害トラブルシューティングには使用できません。
解説
Amazon VPC Reachability Analyzerは、実際にトラフィックを送信せずに送信元から宛先へのネットワーク到達性をAWS設定の静的解析によって検証します。到達不能な場合は、原因となったコンポーネント(どのセキュリティグループのどのルールか、どのNACLのどのルールか等)を具体的に特定します。SSHアクセス不要でAWSコンソールから即時実行でき、迅速な根本原因分析が可能です。
選択肢AのVPC Flow Logsは事後的なログ分析ツールです。有効化後の通信ログしか記録されないため障害発生時点の原因遡及が難しく、また原因コンポーネントを特定するレベルの情報を提供しません。
選択肢CのAWS Network Access Analyzerは特定の送信元・宛先間で到達可能なすべてのパスを可視化するツールで、主にセキュリティポリシーのコンプライアンス検証向けです。特定の接続障害の根本原因を直接特定する用途にはVPC Reachability Analyzerが適切です。
選択肢DのAmazon CloudWatch Network Monitorはレイテンシとパケットロスを測定するパフォーマンス監視ツールであり、セキュリティグループやNACLの設定起因の接続障害トラブルシューティングには使用できません。
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