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ANSネットワーク管理と運用

ある企業のセキュリティ運用チームは、本番VPCで稼働するWebアプリケーションサーバー群に侵入検知システム(IDS)を導入することを計画しています。以下の要件があります。 ・アプリケーションサーバーのENI(Elastic Network Interface)から実際のパケットレベルのネットワークトラフィックを取得すること ・特定のTCPポート(443、80)のトラフィックのみをフィルタリングして転送すること ・転送先はセキュリティVPC内のNetwork Load Balancerを経由してIDSアプライアンス(EC2)に送ること ・アプリケーションサーバーへの変更やパフォーマンスへの影響を最小化すること この要件を最も適切に実現するAWSの機能はどれですか?

A
VPC Flow LogsをCloudWatch Logsに送信し、CloudWatch Logs Insightsでパケット内容を詳細分析する
VPC Flow Logsはパケットのメタデータ(送信元・宛先IP、ポート、バイト数など)しか記録せず、実際のパケット内容(ペイロード)は取得できないため、IDSによる深いパケット分析には不適切です。
B
VPC Traffic Mirroringを使用し、トラフィックミラーフィルターでポートを限定した上で、セキュリティVPCのNetwork Load BalancerをミラーターゲットとしてIDSアプライアンスに転送する
✓ 正解
VPC Traffic Mirroringは、ENIのネットワークトラフィックをコピー(ミラーリング)して別のターゲットに転送する機能であり、アプリケーションへの影響なしにパケットレベルの可視性を提供します。トラフィックミラーフィルターで特定のポート・プロトコルを絞り込め、ミラーターゲットにはNLBやENIを指定可能です。NLBをターゲットにすることで複数のIDSアプライアンスへのトラフィック分散も実現できます。
C
AWS Network Firewallのディープパケットインスペクション機能を有効にし、インライン検査結果をCloudWatch Logsへ送信してIDSアプライアンスが取得する
AWS Network Firewallはインラインの検査・フィルタリングを行いますが、パケットを別のIDSアプライアンスへミラーリングする機能はなく、外部IDSへのパケット転送という要件には対応できません。
D
Amazon VPC Reachability Analyzerを定期的に実行し、トラフィックフローを分析してIDSにアラートを送信する
VPC Reachability Analyzerは経路の到達可能性を静的に分析するツールであり、リアルタイムのパケットキャプチャやIDS連携には使用できません。

解説

VPC Traffic Mirroringは、ENIのネットワークトラフィックをコピー(ミラーリング)して別のターゲットに転送する機能であり、アプリケーションへの影響なしにパケットレベルの可視性を提供します。トラフィックミラーフィルターで特定のポート・プロトコルを絞り込め、ミラーターゲットにはNLBやENIを指定可能です。NLBをターゲットにすることで複数のIDSアプライアンスへのトラフィック分散も実現できます。 選択肢AのVPC Flow Logsはパケットのメタデータ(送信元・宛先IP、ポート、バイト数など)しか記録せず、実際のパケット内容(ペイロード)は取得できないため、IDSによる深いパケット分析には不適切です。 選択肢CのAWS Network Firewallはインラインの検査・フィルタリングを行いますが、パケットを別のIDSアプライアンスへミラーリングする機能はなく、外部IDSへのパケット転送という要件には対応できません。 選択肢DのVPC Reachability Analyzerは経路の到達可能性を静的に分析するツールであり、リアルタイムのパケットキャプチャやIDS連携には使用できません。

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