ある企業は、AWS Organizationsで管理された8つのAWSアカウントにまたがる15のマイクロサービスを運用しています。サービス間通信の刷新にあたり、以下の要件があります。 ・異なるVPCおよびAWSアカウントのサービスが直接HTTP/HTTPS通信できること ・パスベースおよびヘッダーベースのルーティングで複数バージョンのサービスに振り分けられること ・IAM認証ポリシーでサービスレベルのアクセス制御を行うこと(ネットワークレベルの制御だけでは不十分) ・管理するVPCピアリング数やセキュリティグループルールの複雑さを最小化すること これらの要件を最もよく満たすAWSサービスはどれですか?
Amazon VPC Latticeは複数VPC・複数アカウントにまたがるサービス間通信を統合管理するAWSマネージドサービスです。VPCピアリングやTGWのような複雑なネットワーク設定不要で、サービスネットワークにVPCを関連付けるだけで通信経路を確立できます。HTTP/HTTPSのパスベース・ヘッダーベース・重み付けルーティングをサポートし、IAM認証ポリシーによりアイデンティティベースのアクセス制御がネイティブに実現できます。AWS RAM経由でのクロスアカウント共有にも対応します。 選択肢AのTransit GatewayはL3のネットワーク接続を提供しますが、IAMによるサービスレベルアクセス制御やHTTPパスベースルーティングをネイティブにサポートしておらず、アカウント数が増えると管理が複雑化します。 選択肢CのPrivateLinkは特定サービスへのプライベートアクセスに適していますが、15サービス×8アカウント分のエンドポイントサービスとInterface VPC Endpointを個別に管理する必要があり非常に複雑です。 選択肢DのAmazon API Gatewayのプライベート APIは外部クライアントからのAPIアクセスに適していますが、マイクロサービス間のサービスメッシュ型通信向けの設計ではなく、マルチアカウントでのサービスネットワーク管理機能が限定的です。