ANSネットワーク管理と運用複数選択
ある企業はAWS Gateway Load Balancer(GWLB)を使用して、サードパーティのネットワーク仮想アプライアンス(ステートフルファイアウォール)8台を管理しています。GWLBを経由してVPC内のすべてのインバウンドトラフィックがファイアウォールで検査されます。運用チームから以下の問題が報告されています。
・特定のアプライアンスが高負荷時に応答不能となりトラフィックドロップが発生している
・アプライアンス障害の検出が平均30分以上かかっており対応が遅れている
・アプライアンスフリート全体の処理負荷傾向を可視化できていない
これらの運用課題を解決するために実施すべき対策として正しいものを2つ選んでください。
AGWLBターゲットグループのヘルスチェック間隔を短縮(例:10秒)してUnhealthyThresholdCountを設定し、CloudWatchのUnhealthyHostCountメトリクスにSNS連携のアラームを設定してアプライアンス障害を即時検知する
✓ 正解
GWLBはHTTP/TCPヘルスチェックをサポートしており、チェック間隔短縮とUnhealthyThresholdCount設定で障害検知の遅延を大幅に短縮できます。UnhealthyHostCountメトリクスにSNSアラームを設定すれば、非健全なアプライアンスを即座に通知できます。
BGWLBターゲットグループのCloudWatchメトリクス(ActiveFlowCountおよびProcessedBytes)をCloudWatchダッシュボードで可視化し、アプライアンスフリート全体の処理負荷傾向と飽和状態を継続的に監視する
✓ 正解
GWLBはActiveFlowCountやProcessedBytesなどのCloudWatchメトリクスを発行しており、CloudWatchダッシュボードで可視化することでアプライアンスフリート全体の処理負荷傾向と飽和状態を継続的に把握できます。
CGWLBの前段にALB(Application Load Balancer)を追加してL7レイヤーでのコンテンツベースルーティングを実現し、負荷の高いアプライアンスへのリクエストを自動的に他のアプライアンスに転送する
GWLB前段へのALB追加は技術的に不正確です。GWLBはGeneveプロトコルを使用するL3ネットワークロードバランサーであり、L7のALBとの直接統合はできません。
DGWLBをNLB(Network Load Balancer)に置き換えることでターゲットヘルスチェック機能が強化され、アプライアンス障害の検知遅延を解消できる
NLBへの置き換えはGWLBが提供するGeneve encapsulationを用いたトランスペアレントなL3インライン配置機能を失います。
解説
GWLBはターゲットグループのヘルスチェック(HTTP/TCPプロトコル)をサポートしており、チェック間隔とUnhealthyThresholdCountを最適化することで障害検知の遅延を大幅に短縮できます。CloudWatchのUnhealthyHostCountメトリクスにSNS通知のアラームを設定すれば、非健全なアプライアンスが発生した際に即座に運用チームへ通知できます。また、GWLBはActiveFlowCountやProcessedBytesなどのCloudWatchメトリクスを発行しており、これをCloudWatchダッシュボードで可視化することでフリート全体の処理負荷の傾向を把握できます。
選択肢CのGWLB前段へのALB追加は技術的に不正確です。GWLBはGeneveプロトコルを使用するL3ネットワークロードバランサーであり、L7のALBとの直接統合はできません。
選択肢DのNLBへの置き換えはGWLBが提供するGeneve encapsulationを用いたトランスペアレントなL3インライン配置機能を失います。
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