AIF生成AIの基礎

開発者がAmazon Bedrockのモデルを使って複雑な多段階の数学・論理問題を解かせていますが、正解率が低いことが課題です。モデルの変更や追加コストなしに、プロンプトエンジニアリングだけで精度を向上させる最も効果的な手法はどれですか?

A
プロンプトに「答えのみを1行で出力してください」と明示し、無駄な出力を排除して回答精度を高める
「答えのみを1行で出力してください」という指示は推論過程を省略するため逆効果になる。
B
CoT(思考の連鎖)プロンプティングで「ステップごとに考えて」などの指示を加え、推論過程を段階的に出力させる
✓ 正解
CoT(Chain-of-Thought:思考の連鎖)プロンプティングは、モデルが最終回答に至るまでの中間推論ステップを出力するよう誘導することで、複雑な多段階推論タスクの精度を大幅に向上させる。「Let's think step by step」のような一言を追加するだけで実現できるゼロショットCoTは、追加コストなしで効果的。
C
Temperature(温度)パラメータを最大値(2.0)に設定し、より多様な解法をモデルに試行させる
テンペレチャを上げると多様性は増すが確率的ブレが生じ精度が低下しやすい。
D
Few-shot(フューショット)プロンプティングで、問題と無関係な一般的な例題を10件以上提示してモデルの応答能力を引き出す
問題と無関係な例題を10件以上提示してもモデルの精度向上にはつながらず、コンテキストを圧迫しノイズとなる。

解説

CoT(Chain-of-Thought:思考の連鎖)プロンプティングは、モデルが最終回答に至るまでの中間推論ステップを出力するよう誘導することで、複雑な多段階推論タスクの精度を大幅に向上させる。「Let's think step by step」のような一言を追加するだけで実現できるゼロショットCoTは、追加コストなしで効果的。 選択肢Aの「答えのみを1行で出力してください」という指示は推論過程を省略するため逆効果になる。 選択肢Cのテンペレチャを上げると多様性は増すが確率的ブレが生じ精度が低下しやすい。 選択肢Dの問題と無関係な例題を10件以上提示してもモデルの精度向上にはつながらず、コンテキストを圧迫しノイズとなる。

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