AIFAIソリューションのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス複数選択
保険会社がAmazon Bedrockを使用したAIシステムを構築しています。社内セキュリティポリシーにより「生成AIサービスへのAPIリクエストはパブリックインターネットを経由してはならず、AWSネットワーク内のみで通信すること」が義務付けられています。また、このシステムはHIPAA(米国医療保険携行性・説明責任法)準拠が必要です。これら両方の要件を同時に満たすために実施すべき対策を2つ選んでください。
AAmazon BedrockへのVPCエンドポイント(AWS PrivateLink)を作成し、インターネットゲートウェイを経由しない通信経路を確立する
✓ 正解
VPCエンドポイント(PrivateLink)によってVPC内からBedrockへの通信がAWSプライベートネットワーク内のみで完結し、インターネットゲートウェイやNAT経由のパブリック通信が不要になるため、ネットワークセキュリティが向上します。
BAmazon CloudFrontをBedrockの前段に配置してトラフィックをAWSエッジネットワーク経由にルーティングする
CloudFrontはCDNサービスで、エッジキャッシングによるコンテンツ配信に最適化されており、PrivateLinkのようなプライベートネットワーク接続の代替手段にはなりません。
CAWS Artifactから該当サービスのHIPAA Business Associate Addendum(BAA)を確認・締結する
✓ 正解
AWS Artifactはコンプライアンスレポート・契約書類のオンデマンドアクセスを提供するサービスで、HIPAAに準拠するにはAWSとのBusiness Associate Addendum(BAA)の締結が必要であり、AWS Artifactから実施できます。
DAWS Shield Advancedを有効化してBedrockエンドポイントへのDDoS攻撃を防御する
AWS Shield Advancedはネットワーク層・トランスポート層のDDoS攻撃防御に特化しており、HIPAA準拠やプライベートネットワーク構築の要件には直接対応しません。
EAmazon BedrockのモデルをAWS Outpostsにデプロイしてオンプレミス環境で実行する
AWS OutpostsはAWSインフラをオンプレミス環境に展開するサービスで、Bedrockのモデル実行がこの形態で対応されていません。質問のセキュリティ・コンプライアンス要件とは関係ありません。
解説
①VPCエンドポイント(PrivateLink):VPC内からBedrockへの通信がAWSプライベートネットワーク内のみで完結し、パブリックインターネットを経由しません。
②AWS Artifact:AWSのコンプライアンスレポートや法的契約書(BAA含む)を入手・管理するサービスです。HIPAAに準拠するにはAWSとのBAA締結が必要で、AWS Artifactから実施します。
CloudFrontはCDNでPrivateLinkの代替にはなりません。Shield AdvancedはDDoS対策、OutpostsはオンプレミスAWS環境提供が目的であり、質問の要件とは異なります。
※BAA(Business Associate Addendum):HIPAA規制下で医療情報を取り扱うサービスプロバイダーとの契約書
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